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ビタミンE

タミンEは、脂溶性ビタミンの一種であり、
体内で強力な抗酸化作用を持つ栄養素として
知られています。

主に細胞膜の参加を防ぎ、細胞の老化を遅らせる働きが
あるため、若返りのビタミンとも呼ばれることがあります。

自然界ではナッツ類(アーモンド、ヘーゼルナッツ)
植物油(ひまわり油、オリーブオイル)
緑黄色野菜などに多く含まれています。

しかし、現代の食生活では必要量をじゅうぶんに
摂取できていない人も少なくありません。
そのためビタミンEのサプリメントは、アンチエイジングや
美容、健康維持の目的で広く利用されています。

ビタミンEの主な作用には

・抗酸化作用→ビタミンEは体内の脂質が酸化されるのを
 防ぎます。これにより、動脈硬化や細胞の老化、がん、
 生活習慣病の予防に寄与すると」考えられています。
・血行促進→毛細血管の血流を改善することで、冷え性や
 肩こり、生理不順の改善に効果があるとされます。
 血管内の血栓予防にも一定の効果があるとされ、
 心血管疾患のリスクを低減する可能性もあります。
・ホルモンバランスの調整→女性ホルモンのバランスを
 整える働きがあるとされ、PMS(月経前症候群)や
 更年期障害の症状緩和にも用いられる事があります。
・免疫力の維持
 ビタミンEは免疫細胞の機能維持にも関与しており、
 加齢に伴う免疫低下を抑える助けとなります。

ビタミンEには天然型と合成型があり、体内での利用率
(生体利用率)に差があります。

天然型(d-αトコフェロール)は吸収性が高く、体内で
長く活用されやすい。

合成型(dl-αトコフェロール)は科学的に合成されており、
吸収率は天然型の約50%〜70%程度とされます。

またビタミンEには8種類存在しますが、一般的なサプリは
「αートコフェロール」が中心です。

近年はトコトリエノール(特にパーム油由来)の抗酸化力が
注目されています。

日本人の食事摂取基準(2020年版)では、1日あたり
成人男性で6.5mg、成人女性で6.0mgの摂取が
ビタミンEが推奨されています。

サプリメントではこれを超える量が含まれていることが多く
上限摂取量は600mg〜800mg
(α−トコフェロール換算)が目安です。

過剰摂取による副作用は比較的少ないとされていますが、
非常に大量に摂取した場合、血液の凝固を妨げて
出血傾向を招くことがあるため、抗凝固薬(ワルファリン)
などを服用中の人は医師と相談の上で利用すべきです。

ビタミンEサプリメントを選ぶ際のポイントは
吸収性、安全性を重視するなら天然型のd-α-トコフェロール
と記載されているものを選ぶと良いでしょう。

ビタミンCを一緒に摂取することでビタミンE抗酸化作用を
再活性化させるため相乗効果が期待できます。

トコトリエノール配合はより高い抗酸化力を求める場合に
おすすめです。

サプリメントとしては比較的安全性が高く、日々の食生活を
補う手段として有効ですが、取り過ぎによるリスクや
相互作用に注意が必要です。
適切な量を守って摂取することが大切です。